「目標はあるけど、何から始めれば…」そんなあなたへ。キャリアの描き方「未来逆算アプローチ」とは?
はじめに
「将来はこうなりたい、という夢はあるけれど、何から手をつければいいか分からない」 そんな風に、理想と現実のギャップに悩んでいませんか?
明確な目標がある人にこそ試してほしいのが、「未来逆算アプローチ」です。
この記事では、目標達成への最短ルートを描くのにピッタリな「未来逆算アプローチ」について、具体的なやり方も含めてまとめてみました。
「未来逆算アプローチ」とは?
これは、最初に「こうなりたい!」という理想の未来(ゴール)を設定し、そこから逆算して「今やるべきこと」を考えるアプローチです。
「5年後、自分は〇〇の専門家として活躍していたい!」 「そのためには、3年後にはこのスキルを身につけて、この役職に就いている必要があるな…」 「じゃあ、今の自分に足りないものはこれだから、明日からこれを始めよう!」
という風に、ゴールから現在地までの道のりを設計していきます。
こんな人におすすめです!
- ある程度、自分のなりたい姿や目標のイメージを持っている人
- 現状を打破して、新しいことにチャレンジしたいと考えている人
- 目標達成までの具体的な道のりを明確にしたい人
具体的な進め方【4ステップ】
では、実際にどうやって進めるのか、簡単な4つのステップで見ていきましょう。
ステップ1:未来を描く(DESIGN THE FUTURE)
まずは、できるだけ具体的に、理想の未来を描きます。
- 5年後、10年後、どんな自分になっていたいですか?
- どんな仕事をして、どんな生活を送っていたいですか?
- 周りからどんな人だと言われたいですか?
ポイントは、今の自分にできるかどうかは一旦無視して、「こうなれたら最高!」と思える状態を自由に描くことです。
ステップ2:中間目標を設定する(SET MILESTONES)
ステップ1で描いた未来に到達するために、そこまでの道のりを分解し、中間目標(マイルストーン)を設定します。
- その未来に到達するために、3年後にはどうなっていたいですか?
- では、1年後には?
ゴールまでの道のりを細かく区切ることで、やるべきことがより明確になります。
ステップ3:現在地を分析する(ANALYZE THE PRESENT)
次に、中間目標と比べて「今の自分」を客観的に分析します。
- 1年後の目標と比べて、今の自分に足りないスキルや経験は何ですか?
- 強みとして活かせるものはありますか?
理想と現実のギャップを正確に把握することが重要です。
ステップ4:次の一歩を決める(DECIDE THE NEXT STEP)
ステップ3で見えたギャップを埋めるために、具体的な「次の一歩」を決めます。
- そのギャップを埋めるために、明日からできることは何ですか?
- 「〇〇の情報を集める」「〇〇さんに話を聞きに行く」といった、ごく小さな行動で構いません。
メリットとデメリット
メリット
ゴールが明確なため、やるべきことがシャープになり、日々の行動に迷いがなくなります。高いモチベーションを維持しやすいのが最大のメリットです。
デメリット
そもそも未来のイメージが固まっていないと、ゴール設定が難しいという点です。また、描いた未来に固執しすぎて、途中の予期せぬチャンスを逃してしまう可能性もあります。
まとめ
今回は、キャリアと向き合うための「未来逆算アプローチ」についてまとめてみました。
もしあなたに「こうなりたい」という想いがあるなら、このアプローチで未来への地図を描いてみてはいかがでしょうか。





